大阪オートキャンプ協会

7月例会 ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場

  梅雨 まっただ中の降りしきる雨の中で7月例会を開催しました。

 私とMファミリーが例会前日の金曜日から現地入りし、一足お先にキャンプを始めました。金曜日の 午後のキャンプ場は、曇ったり晴れたりの天気で、気候的にも最良の天気で、 2ファミリーで静かなキャンプ場の夜を楽しみました。

 夕食後キャンプ場オーナーが「薪キャンドル」をご存じですか?」と直径15センチ、長さ40センチ程の杉丸太の片側にチェンソーで十字に切り込みを刻んだものを持参された。先端にオガクズを置き、火をつけるとローソクのように燃え上がると言う。 オーナーも話を聞いて初めて作ったと言い、私たちも初めて見るものでした。なかなか点火せず 着火剤を割れ目に入れたりしたがうまくゆかない。割目の下から風を送ったりするが思い通りに 燃え上がらず、2時間ほどああでもない、こうでもないと試行錯誤の結果、一瞬、理想 の炎が上がった(写真参照)。切り込み方に工夫を加え明日の夜、もう一度挑戦して みることにして実験は終了しました。その後、この薪が燃え尽きたのは深夜12時前でした。

 例会の朝は大雨で明けました。最初のファミリーは10時前に到着。降りしきる雨のためタープテントの設営は止めキャンピングカーのためオーニングを張り出すのみとしました。その後、参加者が到着するが、雨は一旦小やみになっても又強く 降るを繰り返し、何故か皆さんが到着したときには強い雨となり、ほとんどのファミリーが雨中の設営となりました。大変ですが梅雨時のキャンプでは、これも想定の範囲でしょうと皆さん諦め顔でした。

 今回は、チェックイン13時、チェックアウト12時の一泊キャンプのためキャンプ場滞在が短いことから、イベントは何もしないとの条件での開催でした。皆さん設営後はタープの下で降りしきる雨を眺めながら、雨中のキャンプをのんびりと楽しんでいました。

 Yさんに手づくりの大型「鉄製電気薫製器」を持参頂けることとなり、参加者に薫製の材料をそれぞれ持参するよう呼びかけていました。薫製器をYさんのタープ下に設置し、各自が持参した卵、魚、肉、イカ、カマ ボコ、ソーセージ、チーズ・・・・等々さまざまな材料を持ち寄り、全員で楽しく薫製作りを体験しました。

 夕食後、昨夜の「薪キャンドル」の再挑戦を行いました。雨のため、管理棟の軒下で実施し、昨夜の失敗の教訓を生かし更に工夫がなされていました。キャンドルを取り囲む人数も多いためアイデアや意見が多くだされ、昨夜より炎は大きく美しくなってはいますが、想定した炎にはなりませんでした。
 「更に研究を進め技術を磨き、次回皆さんが訪れて頂ける時までには、コツを掴んでおきます。」とのお言葉がオーナーからありました。

 夜間には、雨が上がり細い月が雲間に見え、翌日の天気回復の兆しがみられていました。

 二日目、朝には雨が残っていましたが、次第に天気が回復し梅雨の晴れ間となりました。 オーナーの配慮で、既定のチェックアウトの時間に関係なくテントが乾くまでサイトを使わせて頂けることになり、時間を気にせずゆっくりと過ごさせて頂きました。

 時間と共に晴れ間も次第に多くなり、昨日ずぶ濡れになった、テントやタープを十分に乾かしながら、朝食、昼食を楽しみました。テントの乾く間、皆さん広大なキャンプ場の中を散歩。沢ガニ釣りや山菜の探索とめいっぱい梅雨の季節のキャンプを楽しませてもらいました。

レポート 井上



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